今回選んだ白ワイン「ガヴィ」は、高級食材トリュフで有名なアルバ、バローロやバルバレスコなどの銘醸赤ワインでも知られるイタリア北西部のピエモンテ州で造られる辛口白ワイン。ブドウ品種は、この土地の土着品種であるコルテーゼという白ブドウ主体。

ガヴィは、淡いグリーンがかったイエローに柑橘やハーブの香りをまとい、シャープな酸味とすっきりした余韻が特徴のシンプルドライな白ワインです。造られてからすぐ飲まれる早飲みタイプも多くフレッシュなワインで、良く冷やして浜辺で飲みたいビーチワイン。

天気の良いお昼のランチワインとしてもオススメ。
シンプルな魚介料理との相性は抜群です。

オススメのレシピはこちら

カラマリフリット青柚子の香り（4人分）

＜作り方＞

①イカは腹わた・皮を取り除き、胴は輪切りに、下足も適当な長さに切り、よく洗いキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取っておきましょう。
②ビニール袋に小麦粉・片栗粉を入れ混ぜ合わせておきます。
③塩胡椒をしたイカに②の衣をつけて、180℃のオイルでカリッと揚げます。
④仕上げに青柚子の皮と塩を軽くふり、青柚子をギュっと絞れば完成です。

カラッと揚がったフリット（小麦粉をセモリナ粉を使用すると冷めても美味しい）に柚子ピールの香りと柑橘のさわやかな酸味、これに良く冷えた清涼感のある白ワインガヴィの心地好いミネラル感がマッチする涼を感じるマリアージュです。

• 白水 健Ken Shiramizu
• (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザー／リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

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1980年東京都生まれ。学生時代にビストロでのアルバイトを通じてワインに魅了され、ソノマのワイナリーを巡りブドウの収穫を手伝うほどワインにのめり込む。大学卒業後、ワインショップに入社。店舗でリーデルグラスも販売していたことがきっかけでリーデル・グラス・テイスティング・セミナーを受け、開眼。グラス・エデュケイターを目指し、2003年にリーデル・ジャパンに転職。リーデル渋谷店店長を務めた後、2005年（社）日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。リーデル・ジャパン本社へ異動と同時に日本人で第3番目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。これまで飲み溜めたワインの話と共に、ライブ感溢れる語り口で聞き手を魅了している。