2014/09/19
Recipe
ホタテとレモンクリームのタリアテッレ
国産レモンがたくさん手に入ったので、レモンの皮をふんだんに使ったパスタを作り、ワインとマリアージュさせてみました。
ちなみに、輸入レモンは、店頭に並んだ時に最高の色合いとなるように、まだ青いうちに収穫されたものが多いのですが、国産レモンは基本的に、充分完熟したものを収穫します。輸入レモンに比べると、国産レモンの方が、平均1~2度糖度が高いといわれています。
防腐剤などを使っていないので、皮の香りが素晴らしく、皮を食べても安心です。
平打パスタというと、「タリアテッレ」と「フェットチーネ」の名称をよく耳にします。 どちらも見た目はそっくりですが、土地によって呼び名が違うようです。
「タリアテッレ」は、北イタリアに位置するボローニャ(エミリアロマーニャ州)地方の平打ちパスタ。
一方、「フェットチーネ」は、南イタリア地域でよく食べられる平打ちパスタです。今回はタリアテッレを使って調理しました。
ホタテとレモンクリームのタリアテッレ
レモン(防カビ剤不使用) | 2個 |
生クリーム | 200cc |
バター | 60g |
平打ち麺(タリアテッレ) | 320g |
ホタテ貝柱(刺身用) | 6個 |
パルメザンチーズ | 200g |
バジル | 少々 |
塩 | 少々 |
黒胡椒(あらびき) | 少々 |
ホタテとレモンクリームのタリアテッレレシピ
① レモン2個分の果汁を絞り、皮をすりおろします。
② バターと生クリームをフライパンに入れ、火にかけます。フツフツと煮立ってきたら、弱火にし、レモン果汁&すりおろしたレモンの皮を入れます(レモンの皮は仕上げ用に少し残しておきましょう)
③ パスタが茹であがったら、湯切りし、一口大に切った帆立&パルメザンチーズを入れ、手早く②のソースと混ぜ合わせます。
最後に味をみて、塩気が足りなかったら、塩で調整してください。
④ 皿に盛り付け、パルメザンチーズ、レモンの皮、あらびき黒胡椒、バジルを飾れば完成です。
バターや生クリーム、チーズを使うので、濃厚な味わいを想像するかもしれませんが、レモン果汁やレモンピールをたっぷり使っているため、濃厚な味わいのなかにも爽やかさが感じられるパスタです。
ワインは、ほどよい果実感と綺麗な酸が特徴的なカリフォルニアのピノノワールを合わせてみました。レモンの爽やかな酸味とピノノワールの綺麗な酸、レモンピールの苦みと赤ワインのタンニンが、それぞれ口の中で調和し、エレガントな大人のマリアージュになります。
使用したグラス:リーデル <リーデル・オー> ビッグ・オー ピノ・ノワール(#414/67)
使用したプレート:ナハトマン <オーシャン> プレート 32cm(#83724)