2010/11/26
Column
ワインを楽しむ3つのポイント
乾杯
薄くて大きいグラスで乾杯をするのは緊張しますが、ポイントを抑えれば大丈夫です。
ボウルの最も膨らんだところ同士を軽く当てれば、グラスが割れてしまうことはありません。(ボウルの最も膨らんだあたりはグラスで一番強い部分だからです。)
また、ゲストが右手でグラスを持つならあなたも右手で持つこと。つまり、もち手を合わせることがポイントです。
乾杯はお互いを信頼するというための儀式だから、お互いに見詰め合ってすることも重要です。
スワリング
グラスに注いだワインを空気に触れさせて、開かせるためのスワリング。
スワリングは左手で行うときは時計回り、右手で行うときは、時計と逆回しが基本です。
ソムリエはグラスを持ち上げて空中で台座の部分を持ってくるくる回しますが、慣れていない人は無理せず机の上で静かに回してあげるだけで十分空気と触れ合います。
グラスの持ち方
ステムのあるグラスを持つときは、直接ボウルの部分に触らないというのが原則。
ステムを持つときは、まん中か、あるいは、それよりも下のほうを持つのが基本です。
ステムの上を持つとグラスが重く感じるうえ、見た目もあまり美しくありません。
また、男性はステムを持つとき小指を立てないように気をつけましょう。なよなよしているように見え、安定も良くありません。