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2013/12/16

Recipe

とっておきのクリスマスレシピ「ビーツのリゾット」シャンパンの香りを添えて

今年もクリスマスまであとわずか・・
クリスマスのメニューはきまりましたか?
今回は、真っ赤なカラーがクリスマスにピッタリの「ビーツのリゾット」をご紹介します。
友人に作ってもらい美味しかったレシピを、ロゼシャンパンを使ってアレンジしました。

ビーツは、見た目はカブと似ていますが、砂糖の原料としてつかわれる「てんさい」の仲間。
鉄分を含む栄養価が高く、野菜の中では最も甘い部類に入り、食べるとほんのり甘いのが特徴です。
ロシア料理のボルシチに入っていることで有名ですが、まさに暑さに弱く、冷涼地で栽培されています。ピノ・ノワールのような野菜ですね。

使用したプレート:ナハトマン <グラマー シリーズ>(廃盤品)

<ビーツのリゾット> 2人分(所要時間約60分)

ビーツ(小) 2個
米 1合
タマネギ 1個
白インゲン豆 100g
ソーセージ 4-5本
モッツアレラチーズ 小1個
ブイヨン   1L程度(固形コンソメを使用)
バター 20g
パルミジャーノ 適量
塩 適量
オリーブオイル 適量
※今回は香り付けにシャンパンを100cc使いました。赤ワインでも美味しくできますよ。

色素が強いので、白い洋服などにつくと大変です。取り扱いには注意してくださいね。
ビーツは固く煮込むのに時間がかかるので、圧力鍋があると便利です。

①ビーツは皮をむかずに表面が柔らかくなる位に茹でる。(20〜30分程度)
②みじん切りにした玉ねぎ、ニンニクをオリーブオイルで炒め、ソーセージを入れ、さらに炒める。
③米を入れ、透明になるまで炒める。
④シャンパンを加え、水分がなくなってきたらブイヨンをひたひたになる位に入れ、食べやすい大きさに切ったビーツ、白インゲン豆を加える。
⑤お米がちょうど良い硬さになるまで火にかけ、水分が減ってきたらブロード(ブイヨン)を足す。
⑥最後にバターと塩で味を調節。
⑦お皿に盛り付けたら、ちぎったモッツァレラ、イタリアンパセリ、パルミジャーノを乗せ完成。

冷涼な地で育ったビーツとピノ・ノワール。
そんなピノ・ノワールが入った肉付きの良いロゼシャンパーニュとの相性は、少しバターを使う事でビーツのほのかな甘味にコクが加わり、ビーツのミネラルがシャンパンと共鳴する、とっておきのコンビネーションです。

みなさま良いクリスマスを。

  • 白水 健Ken Shiramizu
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1980年東京都生まれ。学生時代にビストロでのアルバイトを通じてワインに魅了され、ソノマのワイナリーを巡りブドウの収穫を手伝うほどワインにのめり込む。大学卒業後、ワインショップに入社。店舗でリーデルグラスも販売していたことがきっかけでリーデル・グラス・テイスティング・セミナーを受け、開眼。グラス・エデュケイターを目指し、2003年にリーデル・ジャパンに転職。リーデル渋谷店店長を務めた後、2005年(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。リーデル・ジャパン本社へ異動と同時に日本人で第3番目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。これまで飲み溜めたワインの話と共に、ライブ感溢れる語り口で聞き手を魅了している。
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