2014/07/25
Recipe
今年一番の傑作「焼きナスの冷製ムース」と熟成白ワインのマリアージュ
ここ最近で一番美味しく、自分で作っておきながら(!)衝撃を受けた「焼きナスの冷製ムース」。
スモーキーな香りが食欲をそそる焼きナスを、ふんわりムースにして、熟成白ワインと合わせました。
とにかく美味しく、作り方も簡単。夏ワインのおつまみとして、自信をもってオススメできる一品です!
<焼きナスの冷製ムース>
▼材料(4人分)
ナス | 3本 |
生クリーム | 120cc |
粉末コンソメ | 少々 |
粉末ゼラチン | 5g |
塩 | 少々 |
タラバガニ | 少量 |
いくら | 少量 |
ディル | 少量 |
①焼きナスを作ります。
ポイント
縦に包丁で数本スジを入れ、皮を剥きやすくしておくこと。
さらに、ナスのおしりの部分から上に向かって真ん中に箸をさし、蒸気の逃げ道を作ることで、中までジューシーにふっくら仕上がります。
両面焼き色がついて押すと水分がにじみ出るくらいで取り出し、すぐに皮を剥いて冷ましておきましょう。
②生クリーム100ccを7分だてにしておきます。
ミキサーに焼きナス、コンソメ、粉末ゼラチン、塩、生クリーム20ccを入れ撹拌します。
③7分だてにした生クリームとミキサーで撹拌したものをふんわりと混ぜ合わせ冷蔵庫でよく冷やします。
④器にスプーンでムースをいれ、上にタラバガニの身といくら、ディルを乗せたら完成です。
今回合わせたワインは、フランス ブルゴーニュ地方の南に位置する村のワイン「シャサーニュ・モンラッシェ」1980年。
金色のワインから漂う香りは、白い百合を彷彿させ、少し火を入れたアプリコット、上質なバター、軽くローストしたヘーゼルナッツやほのかなハチミツ、複雑で奥行きのあるワイン。口当たりは柔らかく、滑らかなタッチで舌を包み込み、いつまでも終わらない余韻があります。
モンラッシェグラスはそのスケール感あるワインの香りや味わいを存分に引き出してくれます。香りや味わいを楽しむために、赤ワインに適温とされる16℃〜18℃程度でサーブしました。
スモーキーで香ばしい焼きナスとふんわりと口溶けのよいムースとの相性は、絶妙です!
樽香の効いた、リッチで柔らかなコクのあるシャルドネがオススメです。
冷やし過ぎないのがポイントです。
この組合せは本当におすすめです。
ぜひ試してみてください!
使用したグラス:リーデル <ヴェリタス> オークド・シャルドネ(#6449/97)
使用したプレート:ナハトマン <アペリティーヴォ> ボウル 14cm(4個入)(#93459)