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2011/01/20

Column

第6回 ワイン王国タイアップセミナー レポート

1月16日(日)、第6回ワイン王国とのタイアップセミナーを行いました。

最終回となった第6回のセミナーは、ミニ「ワークショップ体験」with甲州と題して、リーデルが新たなグラス開発の際に行う重要なプロセス「ワークショップ」を体験していただきました。

「ワークショップ」とは、グラステイスティングの確立者ゲオルグ・リーデルや、対象となるワインの造り手やソムリエ、評論家などが集められ、多いときには100脚にもおよぶ
サンプルグラスから、ふさわしい形状を消去法によって選んでいく作業です。

そんなリーデルグラスの真髄でもあるグラス選定作業「ワークショップ」を、甲州で行い、甲州に最も相性の良いグラスを探してみよう!という、壮大(?)なテイスティングです。

当日は、さすがに100脚用意することが困難なので、代表的な白ワイングラスを5種類をご用意しました。
左から、、、
1、ヴィノム・シリーズ「キアンティ・クラッシコ/リースリング」
2、ヴィノムエクストリーム「デザートワイン」
3、ヴィノム・シリーズ「ソーヴィニヨン・ブラン」
4、ソムリエ・シリーズ「モンラッシェ」
5、ヴィティス・シリーズ「リースリング」

ここから、ベスト1のグラスを絞っていきます!

テイスティングを始める前に、メルシャン㈱の生駒さんより、今回使用する「勝沼甲州」についてレクチャーしていただき、ワインの特徴をよく理解していただきます。

そして、いざテイスティングスタート!
みなさん、真剣にテイスティングをしています。

まず、最初の段階は、5種類→4種類に絞っていただきました。
その次に4種類→2種類。
最後は2種類→1種類。

このような消去法でグラスを絞っていきます。

当日は、シンプルにホワイトボードを使い、集計をしていきました。

そして、この日ご参加のお客様から最も多くご支持をいただいたグラスが・・・

3、ヴィノム・シリーズ「ソーヴィニヨン」グラスでした!

最後は、<ヴィノム> リースリング/ソーヴィニヨン・ブラン グラスの2つが残り、わずかな差でこちらのグラスが選ばれました。
この後、色々な見解がお客様からあり、かなり白熱したテイスティングとなりました。

2部のパーティーでは、メルシャン㈱様からご提供いただいたワイン(左から:勝沼「あわ」、シャトー・メルシャン「長野メルロー」)をテイスティングしながら、楽しんでいただきました。
特に、長野メルローとリーデルグラス相性の良さに多くの方が驚かれていました!
(グラスは、チロルシリーズ カベルネ/メルロー)

最後に、メルシャン㈱の生駒さんと記念撮影をさせていただきました。
当日は、分かりやすいご説明有り難うございました!(むちゃ振りゴメンナサイ・・)
今後の甲州の発展を心より願っています!

今回のセミナーを終え、甲州の可能性と魅力を体験できた非常に有意義なセミナーとなりました。
多くのお客様からお問い合わせをいただくことの多い、「甲州」用のグラス。
今後、リーデル社として開発、販売されることを願うばかりです。

最終回を終え、回を重ねるごとに多くの方からお申し込みをいただき、抽選で決めなくてはいけない現状に心苦しさもありました・・・。
惜しくも抽選で外れてしまったお客様、これからも色々な企画を提案していきたいと思いますので、機会がありましたら是非、ご参加ください!

  • 吉井 大介Daisuke Yoshii
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザ ー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1975年神奈川県藤沢生まれ。学生時代に酒販店でアルバイトをし、酒類全般の販売を経験。「ワインを一生の仕事にする」と心に決め、東京広尾の酒販店に就職。2000年に(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。2001年リーデル・ジャパン入社。日本初のリーデル直営店「リ ーデル青山本店」オープン当初からテイスティングスタッフとして勤務。2005年、日本人として2人目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。 現在は、ワインスクールや出張セミナーの講師として全国を飛び回り、「YOSSY(ヨッシー)さん」の愛称で多くのセミナー参加者から親しまれている。
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