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2011/08/31

Recipe

夏野菜とワインの楽しみ方

今日で8月も終わり。

急いで夏休みの宿題を!なんて定番な風景も身近で起きているのでは。
皆さんの夏季休暇はいかがでしたでしょう?

私は例年通り、福島にある妻の実家でのんびりと夏野菜をたらふくいただきました。そんなのを少しご紹介。

福島の野菜、本当に美味しい。放射能の風評などどこへやらです。
トマピーというマトの形をした新種のパプリカ。肉厚でみずみずしくジューシー。
とりあえず丸かじりしました。かわいい。


Laurent-Perrier Burut Millesime  ’99

もう10年以上経ちますが、99年らしい酸がしっかりと健在でフレッシュでドライな印象。
この日の気温は、36度とシャンパン日和。

グラスは、ヴィノムシリーズのキュヴェプレスティージュを使用したのですが、底に施されたスパークリングポイントは、立ち上る繊細な泡をいつまでも途絶えさせず、特徴である程よく膨らんだボールからは、決して強くはないのですが、熟した果実やミネラル香、ほのかな熟成香をしっかりと感じました。

まあ、都会から離れた環境というのも美味しくのむポイント(笑)
つまみに、朝採ったミニトマトを200度のオーブンで1時間ほど焼いてオリーブオイルと岩塩、バジルを散らしてみました。
シンプルですがシャンパンとの相性◎
お皿はナハトマンの<ボサノバ> チャージャープレート 32cm

続いては、生食用かぼちゃのコリンキーを
トマト、胡瓜、モッツァレラに刻んだアンチョビとオリーブオイルと塩、最後にたっぷり黒胡椒を。

お皿はナハトマンの<ボサノバ> ボウル 25cm

夏野菜はカラフルですのでお皿はシンプルに。結構重宝してます。
余った、コリンキーをピンクペッパーやニンニクのスライスなどと漬け込みピクルスにしたら美味しかったです。

野菜を十分堪能した後は...肉です。
醤油、マーマレード、コリアンダー、ローリエ、ニンニクなどなどと漬け込んで(マーマレードがポイント)スペアリブを。

ワインは、素晴らしいバルバレスコでした。
Viginの造る Barbaresco noemy’07。グラスは、グレープシリーズのピノ・ノワール。
流線型のグラスのシェイプ。私のお気に入りです。
実は、ピノ・ノワールというグラスの名前ですがバルバレスコやバローロのようなネッピ・オーロの繊細なワインにもお奨めしているグラス。
ボリュームのあるボールの中にとにかく香りが広がり続けます。

皆さんに、一度是非使っていただきたいグラスの一つです。

  • 白水 健Ken Shiramizu
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1980年東京都生まれ。学生時代にビストロでのアルバイトを通じてワインに魅了され、ソノマのワイナリーを巡りブドウの収穫を手伝うほどワインにのめり込む。大学卒業後、ワインショップに入社。店舗でリーデルグラスも販売していたことがきっかけでリーデル・グラス・テイスティング・セミナーを受け、開眼。グラス・エデュケイターを目指し、2003年にリーデル・ジャパンに転職。リーデル渋谷店店長を務めた後、2005年(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。リーデル・ジャパン本社へ異動と同時に日本人で第3番目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。これまで飲み溜めたワインの話と共に、ライブ感溢れる語り口で聞き手を魅了している。
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