2010/12/27
Column
「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」トレード・テイスティング開催
先日、東京で「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」の試飲会がワイン業界関係者対象に開催されました。
UGCBは1973年に創設され、132の格付けシャトーが加盟しています。
リーデルは、現在UGCBのオフィシャル・テイスティンググラスとしてサポートさせていただいております。
今回は、現在販売されている2007年ヴィンテージのグラーヴ、ペサック・レオニャン、サンテミリオン、ポムロール、マルゴー、サンジュリアン、ポイヤック、サンテステフとソーテルヌやバルザックまでのアペラシオンから、今年の出展シャトーは96もありました。来場者総数も1,000人を超え、過去最大規模となったそうです。
2007年のボルドーは、辛口の白とソーテルヌやバルザック等の貴腐は特に素晴らしく、赤も全体的に若いうちから楽しめるヴィンテージということ。
どのシャトーも素晴らしいワインですが私個人的には、ドメーヌ・ド・シュヴァリエ、シャトー・アンジェリュス、シャトー・ベイシュヴェル、シャトー・クリネやシャトー・ブラーヌ・カントナックが、特に味わいのバランスの良さで記憶に残っております。
グラーヴにあるドメーヌ・ド・シュヴァリエのAnne Bernard さんです。
白も赤も・・「美味しい」の一言。
現当主であるゲオルグ・リーデル氏は、ボルドーのシャトーともたくさんの親交があります。
このドメーヌ・ド・シュヴァリエもリーデル家と親交が深いシャトーの一つだそうです。きっと10年後、この赤をソムリエシリーズのボルドー・グラン・クリュに注いでみると、誰にも想像できない香りと味わいが口にした人を幸せにしてくれるはずです。