2012/01/31
Column
「ウォータースポット」は除去できる!? 強力水垢取り剤を使ってみた!
みなさんこんにちは、シニア・グラスエデュケイターの庄司です。
ご家庭のグラス表面に、白い点々(ウォータースポット)、付着していませんか?
ワイングラスのケアにおける大敵のひとつが、この「ウォータースポット」です。
一度付着すると、なかなか完全には取り去る事は難しいと言われていますが・・・、今回、勉強がてらいろいろとインターネットを調べて行くうちに、「強力 水垢取り剤」というものに出くわしましたので、実際購入して使用してみました。
今回はその使用感をご報告させていただきます。
題して「ウオータースポットは除去できるのか!? 強力水垢取り剤を使ってみた!」
お時間がありましたら、のぞいて見てください☆
【中には取扱説明書が・・・かなり詳細に注意事項が書かれています】
で、購入してきたのが「コントレックス」
<ヴィノム> ピノ・ノワール(ブルゴーニュ) にコントレックスを贅沢にかけまわします☆
グラスのお手入れでは御法度ですが、グラス表面にコントレックスの雫が無数に残っている状態で、一晩自然乾燥させます。
ご覧ください、これが硬度1551、コントレックスに含まれる豊富なミネラル分。
さすが、硬度1551は伊達ではありません☆
みなさま、グラス表面に水滴が残っている状態での自然乾燥は、できるだけ避けてくださいね☆
このグラスに、「強力水垢取り剤」を軽く塗り広げてゆきます。
説明書では、水垢の状態や塗布する先の素材によって、原液から5倍希釈程度で使い分けるのが良いのだそうで、今回は3倍希釈程度で行いました。
15分程放置したあと、軽く洗剤を泡立てたスポンジで表面を洗い、温水で流します・・・。
(庄司家のグラス手洗い時の温度設定は45度です)
光にかざすと、かすかに鱗状の痕跡が見られる部分もありましたが、今回の実験では、かなりきれいにウォータースポットを落とす事ができました。
【注意点】
上記の結果は、あくまで庄司個人が行った実験結果となります。
<ひと晩で施したウォータースポットである事>
<水質や発生環境の違いで、ウォータースポット自体にも質の違いがある事>
などの理由から、すべてのウォータースポットに有効かどうかはわかりません。
これからも実験を続けてゆきたいと思っています。
また、
<絶対に他の洗剤と混ぜたりしない!>
<特殊なガラスなどには使用しない!>
など、
メーカーが提示されている、使用上の注意によく目を通していただき、ご利用者ご自身の責任で使用してください。
今回使用した「強力水垢取り剤」の購入元
株式会社野口商事さん
http://www.pro-cleaner.com/index.html