2012/10/26
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リーデル家11代目当主 マキシミリアン・リーデルが「レジェンド・アワード」を受賞
リーデル家11代目当主マキシミリアン・リーデルが、ニューヨーク市ブルックリンの名門デザイン・スクール、プラット・インスティテュート(Pratt Institute)の「レジェンド・アワード」を受賞いたしました。この賞は芸術の分野で偉業を成し遂げた人物に対して贈られる賞で、過去に村上隆氏、マーク・ジェイコブス氏、トミー・ヒルフィガー氏などが受賞しています。
マキシミリアンはリーデル・クリスタル・オブ・アメリカのCEOであると同時に、デザイナーとして創作活動も行っており、2004年にデザインされたステム(脚)のないワインタンブラー<リーデル・オー シリーズ>や蛇の形の芸術的なデカンタ『イヴ』など、数々の革新的な作品を生み出しています。それらのいくつかは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、サンフランシスコ近代美術館、コーニング・ガラス美術館のコレクションとして収蔵されています。
また今回の受賞では、マキシミリアンが2010年と2011年に主導したリーデルのグループブランドであるナハトマンとプラット・インスティトゥートの産学協同プロジェクトも高く評価されました。このプロジェクトは将来性のあるデザイナーの発掘と育成を目的としたプログラムで、マキシミリアン自らが製品デザインコンペティションに参加した学生たちのアドバイザー役を務めました。コンペで優勝したプラットの学生2名のデザインは、ナハトマンの2つの新たなコレクション<ペタル シリーズ><クオーツ シリーズ>として結実しています。2012年は日本の武蔵野美術大学で新たなコンペを実施し、商品化に向けプロジェクトを進めています。